パナソニックさんのルーロの新作ルーロMC-RSF1000発売が決定しましたね。
さすが日本メーカー。かゆい所に手が届く新たな機能がたくさん追加されています。
ただここで気になるのはつい先日発売され売れに売れているお掃除ロボットの存在ではないでしょうか?
そうです。お掃除ロボット最大手アイロボットさんのルンバs9+。
ルーロMC-RSF1000とルンバs9+を比較しつつ価格や機能を徹底的に紹介していきます。
メモ
私REMはアイロボットさんのルンバ980とネイトさんのボットバックを発売当初から所持しているのでルンバのカメラSLAMセンサーもネイト、ボットバックのレーザーSLAMセンサーも熟知しているので今回レーザーSLAMセンサーを搭載したルーロMC-RSF1000とカメラSLAMセンサーのルンバs9+の比較もわかりやすく説明していきますね。
(^^)
記事のもくじ
ルーロMC-RSF1000とルンバs9+の外観比較
ルーロは初期モデルから引き続き三角形デザインを採用しています。
お部屋の隅に強く小回りも丸型のお掃除ロボットに負けないデザインです。
ルンバは今までの丸型デザインとは違いルンバ史上初めてDシェイプデザインを採用しました。
このDシェイプデザインはお部屋の隅にめっぽう強いのが特徴です。
お部屋の4隅の形に沿ってお掃除できますので隅の掃除に限っては三角形デザインのルーロよりも強くDシェイプデザインのルンバs9+に軍配が上がりそうですがパナソニックさんのこだわりはすごいものがあります。
ルーロは元々隅の掃除に強いプログラムが組まれていてお部屋の隅になるとルーロ自身が左右に首を振るような動きをして往復清掃します。
またサイドブラシも長くなっていて部屋の隅までブラシ先端が届くように設計されておりしっかりとゴミをかきだします。
この動きはルンバs9+にはできないのでルーロMC-RSF1000も互角の戦いとなりそうです。
ルーロMC-RSF1000とルンバs9+のサイズ比較
まずはルーロMC-RSF1000のサイズです。
ルーロMC-RSF1000のサイズ
ルーロMC-RSF1000
幅345㎜(34.5㎝)
奥行330㎜(33.0㎝)
高さ99㎜(9.9㎝)
重さ3.4kg
次はルンバs9+のサイズを見てみましょう。
ルンバs9+のサイズ
ルンバs9+
幅312㎜(31.2㎝)
奥行312㎜(31.2㎝)
高さ89㎜(8.9㎝)
重さ4.0kg
1番気になるのは高さ(身長)ですね。
この高さによりソファーやベッドなどの家具の下に入り込めないということは多々あります。
ご家庭によってはソファを買ったけどお掃除ロボットが入り込めないからソファーの脚の下に高さ増しできるようなものを置いている場合もありますからね。
ルーロMC-RSF1000が99㎜、ルンバs9+が89㎜でおよそ1㎝もルンバs9+の身長が低いわけです。
この1㎝はかなり大きな差です。ルーロは360度レーザーセンサーを搭載しているので仕方ないのですけどね。
この360度レーザーセンサーを搭載したお掃除ロボットは世界中に何種類も存在しているのですが、お掃除ロボットの1番上に取り付ける必要があるため高さが高くなってしまうのです。
逆にルンバs9+のカメラセンサーは1番上についていますが中にえぐり混んでいるような形なので身長に影響はありません。
ちなみに下の写真は我が家のルンバ980君とボットバック君です。
カメラSLAM搭載で身長の低いルンバ980は清掃のためTV台の下まで入れます。一方のボットバックはレーザーSLAMセンサーが上部に搭載されているため身長が高くなり入れません。レーザーSLAMセンサー以外の本体は入るんですけどね・・・。
お掃除ロボットの幅や奥行きに関してもルンバs9+に軍配が上がります。
幅はルーロMC-RSF1000と比較すると32㎜(3.2㎝)もルンバs9+の方が小さくなっています。
奥行きもルーロMC-RSF1000と比較するとルンバs9+は18㎜(1.8㎝)も小さくなっています。
いやいやそれでも小回りが効くのは三角形デザインのルーロでしょ?って意見の方もおられるでしょう。
でもこのルンバs9+はセンサーが改善されておりルンバs9+の幅312㎜よりほんの数㎜広いところであればどんどん入っていきます。動作プログラムも大改善されており狭いところに入りこんで脱出するときは丸型ルンバのように回転して前後を入れ替えるのではなくバックして脱出します。
例えるとルンバs9+は32㎝の通路に侵入できてもルーロMC-RSF1000は侵入できません。
またルーロは障害物にぶつからない設計、ルンバは障害物にぶつかるのを前提にした設計なのでルンバs9+の方が狭い通路に強いと言えます。
ルーロMC-RSF1000とルンバs9+のサイズ比較に関してはルンバs9+が圧勝しているといえるでしょう。
しかしルーロMC-RSF1000は発売前なのでまだわからないこともあるので楽しみですね。
ルーロMC-RSF1000とルンバs9+の回転ブラシ比較
ルーロMC-RSF1000 約180㎜ 1本
ルンバs9+約240㎜ 2本
回転ブラシをルーロMC-RSF1000とルンバs9+で比較すると寸法、取り付け本数、材質がまったく違うことがわかりました。
ルーロMC-RSF1000とルンバs9+の回転ブラシ幅比較
寸法幅はルーロMC-RSF1000が約180㎜、ルンバs9+が240㎜とその差はなんと60㎜もルンバs9+が広い。
この60㎜の差は形の違いとサイドブラシによる違いです。ルーロMC-RSF1000はサイドブラシが左右についているので回転ブラシの設置幅が短くなってしまうのです。
ルーロMC-RSF1000とルンバs9+の回転ブラシ幅を写真で比較してみましょう。
ルーロの回転ブラシ
ルーロMC-RSF1000の回転ブラシ幅は約180mmです。
ルンバs9+の回転ブラシ
ルンバs9+の回転ブラシ幅は約240mmです。
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回転ブラシ幅はルンバs9+の圧勝ですね。
ルーロMC-RSF1000とルンバs9+の回転ブラシ本数比較
回転ブラシの取り付け本数ですがご覧のようにルーロMC-RSF1000が1本に対しルンバs9+は2本となっています。
吸引方法がまるで違うのでどちらがいいとは言えません。
吸引方法の詳細はこちらのメーカー写真をご覧ください。
ルーロMC-RSF1000吸引方法
ルンバs9+吸引方法
ポイントはルーロMC-RSF1000はタイヤと逆回転のローラーブラシにより抵抗をつけてゴミを取りやすくし、ルンバs9+は2本の内の一方のブラシが汚れを浮き上がらせてかき出し、もう一方のブラシが逆回転することでゴミを取り込みやすくしているようです。
よく考えられていますね。
ルーロMC-RSF1000とルンバs9+の回転ブラシの材質比較
次に回転ブラシの材質ですね。
ルーロMC-RSF1000はナイロンブラシ(発売前のため調査中)でルンバs9+はゴムブラシですね。
ルーロMC-RSF1000のブラシは人が持ちながら清掃する掃除機の回転ブラシに似ています。
一方ルンバs9+はなかなかお目にかかれないゴムブラシです。
ブラシといいますが毛の様なフサフサはありません。
ブラシの名称もつけられておりデュアルアクションブラシといいます。
こちらもどちらがいいとは言い切れませんね。
ただお手入れに関してはルンバs9+のゴムブラシです。
乾いた布などでで拭くだけでOKです。
汚れがひどい場合、私REMは濡れた布で拭いてその後かわいた布でふいています。
ルーロMC-RSF1000の回転ブラシは水洗いが可能で衛生的です。
しかしネックなのはブラシの毛を乾かさないとダメなので干すのに時間がかかるといったところでしょうか。
そしてルーロMC-RSF1000の回転ブラシは長い髪の毛などが絡まることがあるようですね。
パナソニックさんの公式サイトにはルーロの回転ブラシに髪の毛などが絡まった場合の対処方法などが紹介されています。
REMはルンバs9+ではありませんがルンバ980を使っています。
回転ブラシに髪の毛などが絡まったことは一回もありません。
(#^.^#)
回転ブラシにかんしてはどちらが優れているのか言い切れませんがブラシ幅やメンテナンスを考慮するとブラシ幅が広くお手入れが簡単なルンバs9+に軍配があがりそうです。
ルーロMC-RSF1000とルンバs9+のサイドブラシ比較
ルーロMC-RSF1000は左右に付いており2個、ルンバs9+は右側についており1個だけです。
アイロボットさんではサイドブラシのことをコーナーブラシと呼びますが、わかりやすいようにここではサイドブラシと呼ばせて頂きます。
アイロボットさんごめんなさい。
m(__)m
このサイドブラシ2個がいいのか1個がいいのか気になりますよね?
サイドブラシ2個はもちろんごみをかき集めることに優れています。
ではなぜルンバs9+はサイドブラシが1個なのか?
それはかき集めたゴミをさらにまき散らかす恐れがあるためです。
動画準備中
サイドブラシが1個か2個どちらが優れているとは言えませんが各メーカー2個の仕様が多いことは事実です。
ルーロMC-RSF1000のサイドブラシ
ルーロMC-RSF1000のサイドブラシ毛はとても長いのが特徴です。
お部屋の4隅にサイドブラシが届くように設計されているのでゴミの取り残しが少なく安心です。
右用と左用で分かれているというのがパナソニックさんの隅のゴミを完全に取り切るという追究が見えてきますね。
(*´▽`*)すごいっ!
ルンバs9+のサイドブラシ
ルンバs9+のサイドブラシは大胆な進化を遂げたようです。
ルンバシリーズは3股のサイドブラシを搭載していましたがルンバs9+は5股になりました。
かき集める能力が向上したようです。
ルーロMC-RSF1000とルンバs9+ダストボックス比較
ルーロMC-RSF1000のダストボックス容量は0.25L
ルンバs9+のダストボックス容量は 調査中 です。
ルーロMC-RSF1000もルンバs9+もダストボックスは水洗い可能で衛生的です。
ルーロMC-RSF1000
パナソニックさんのルーロMC-RSF1000は0.25Lとなっていますが実際はもっとゴミを入れられるようになっています。
???(*´з`)
ちょっと難しいので説明するともしダストボックスに水をそそいだら0.25L(250㎖)しか入りません。
この250㎖の容器にゴミを入れたらこのダストボックスの空間を無駄なく入れることは難しいですよね?
例をあげるとゴミ箱がいっぱいになったら上から手で押し込むとゴミを捨てるスペースがゴミ箱にできますよね。
このスペース作りをルーロMC-RSF1000はダストボックスにも応用しているのです。
さすがにルーロMC-RSF1000に手が生えてダストボックスにスペースを空けることはできませんが、手の代わりに空気を使います。
ツイン気流という空気の強い流れでダストボックスにたまったゴミに圧力を加えゴミのはいるスペースを空けるのです。
・・・・・天才ですか(; ・`д・´)
条件はあるもののこのツイン気流を発生させることによりダストボックス内に5倍の量のゴミをためることができるそうです。
しかしダストボックスのゴミ処理がお掃除ロボットで1番嫌がられているのは事実。
捨てる時にどうしてもチリが舞います。
このダストボックスのゴミ処理をほとんどしなくていいのがルンバs9+です。
ルンバs9+
ルンバs9+の(+)の文字。
この文字は充電器(ホームベース)にクリーンベース(集塵機能)があることを示します。
ルンバs9ならルンバs9本体のみ。(日本では2020年4月現在s9本体のみの販売はありません。)
ルンバs9+ならルンバs9本体とクリーンベース(集塵機)ということです。
ルンバs9+なら本体のダストボックスのゴミは全てクリーンベース(集塵機)に吸い込まれるのでダストボックスを開けることが格段に少なくなりました。
ダストボックス30杯分もの収容力があるとのことです。ルンバs9が30回清掃ではなく、ダストボックスが満杯30杯分のゴミ収容容量です。
普段のお手入れが楽なのはルンバs9+ですね。
(^^♪
ルーロMC-RSF1000とルンバs9+の段差乗り越え能力比較
ルーロMC-RSF1000 2.5㎝
ルンバs9+ 2.0㎝
5㎜しか変わらないじゃん!といいたいところですがこの5㎜はかなり大きいですね。
わざわざお掃除ロボットを手で持ち上げて再度ボタンを押す手間がはぶけます。
1回の操作でできる清掃箇所が増えるということです。
またお掃除ロボットでよくあるトラブル、カーペットなどを中途半端にまたいでしまいクチャクチャにしてしまうこともありません。
なぜならルーロMC-RSF1000はアクティブリフトという機能を手に入れたからです。
カーペットなどの段差を検知してタイヤ以外の本体が持ち上がる仕組みになっています。
では実際のアクティブリフトの動きを見てみましょう。
この進化は世界のお掃除ロボットでも例がないのではないでしょうか?
世界1のお掃除ロボットメーカーアイロボットさん、アメリカで2番目の実力を誇るネイトさん、ドイツの有名メーカーのフォアベルクさん、韓国の大手家電メーカーのLGさん、世界中でシェア数を増やしている中国メーカーで車の自動運転に使われているLiDAR技術もロボット掃除機に取り入れたエコバックス・ロボティックスさんとシャオミさん、スウェーデンのヨーロッパ最大手でロボット掃除機を世界で初めて発売したエレクトロラックスさん、有名どころ全てのお掃除ロボットを調査しましたがこのアクティブリフト機能はありませんでした。
そして段差を乗り越える時ってけっこう大きな音がするんです。
「ガタン、ガタン」ってね。
(*´Д`)
この音はお掃除ロボットの本体が段差に衝突する音です。
アクティブリフト機能はタイヤしかぶつからないようなので音は静かなはずです。
段差を降りるときは音が発生しちゃうとはおもいますけどね。
心配なのが段差より少々前で持ち上がるためその間はブラシ面などが床から離れているので清掃はできないのかな?と感じています。
段差の継ぎ目はゴミの宝庫ですからね。
これは実機のルーロMC-RSF1000を見るしかないので発売されてから後日記事アップしますね。
段差に関しては今のところルーロMC-RSF1000が圧勝でルンバs9+の完敗といったところでしょうか。
ルーロとMC-RSF1000ルンバs9+のSLAM技術比較
ルーロMC-RSF1000はレーザーSLAM
ルンバs9+はカメラSLAM
を採用しています。
SLAMってなんやねん?
(ㆀ˘・з・˘)
ですよね?
簡単に言うと自分がいる位置を認識してお部屋の地図を作成することです。
ルーロMC-RSF1000はレーザーSLAMをついに採用しましたね。
これでパナソニックさんはレーザーSLAM、ジャイロSLAM、カメラSLAMを採用したことになります。
SLAM技術についてはこちらの記事をご覧ください。
記事準備中。
一方のルンバs9+はカメラSLAMです。
このSLAM技術に関してはどちらが優れているのかとはなかなか言えないですがお掃除ロボットで採用するならレーザーSLAMの方が相性がいいのかもしれませんね。
カメラSLAMはカメラで部屋の家具や天井の角などを見ているため暗い部屋では使い物になりません。
カメラSLAMを採用しているダイソンさんのお掃除ロボットは暗い時はライトが点灯するような工夫もなされています。
ですがルンバs9+にはライトは搭載されていません。
一方のレーザーSLAMは部屋が明るくても暗くても関係なく部屋の形状を把握して清掃してくれます。
また部屋の形状などを素早く精度高く認識してくれるのもルーロMC-RSF1000搭載のレーザーSLAMです。
先程も記載しましたがお掃除ロボットとして相性がいいのは、わたくしREMの意見ですがレーザーSLAMだと感じています。
それはレーザーSLAM搭載のネイトさんのボットバックというロボット掃除機をREM所有していますので…。
暗い部屋でも正確にお掃除してくれて障害物の認識も早いと実体験しています。
ではアイロボットさんはなぜカメラSLAMを採用しているのか?
こちらも別記事で詳しく説明しますがアイロボットさんはスマートホームでルンバのカメラを目にしたいと考えているようです。
もちろんスマートホームなのでルンバが掃除中暗くてマッピングできないようならルンバが勝手に電気をつけることも出来るわけです。
またキッチンの机の下だけ掃除してほしかったら
「ルンバ、リビングの机の下を掃除して」
と言うだけでルンバがリビングの机の下に来て掃除してくれるのです。
これはルンバがカメラ(目)でリビングの机を理解して記憶しているからできることでレーザーSLAMでは難しいのではないでしょうか?
今後の進化が楽しみです。
ですが現状レーザーSLAMを採用しているルーロMC-RSF1000が少しリードしているかもしれませんね。
あくまでREMの意見です。
ルーロMC-RSF1000とルンバs9+の稼働時間
ルーロMC-RSF1000100分
ルンバs9+120分
どちらも十分な稼働時間です。
超豪邸にでも済んでなければ1回の充電で全部のお部屋の掃除が可能でしょう。
豪邸住んでたらお手伝いさんが掃除してくれるか笑笑
( ´∀`)
稼働時間ではルンバs9+に軍配が上がりましたがルーロMC-RSF1000でも稼働時間で困ることはなさそうですね。
ルーロMC-RSF1000とルンバs9+の価格比較
ルンバs9+の価格が高いのはある程度知っている方も多いでしょう。
しかしルーロMC-RSF1000も高いですよ。
ルーロMC-RSF1000もルンバs9+も各メーカーの最上位機種ですからね。
それでは価格比較です。
154,000円
186,780円
あなたはどちらがルーロMC-RSF1000だと思いますか?
ルーロMC-RSF1000は154,000円がルーロの価格となります。
ルーロMC-RSF1000のほうが30,000円以上安いですね。
…しかしちょいと待ってください。
ルンバs9+は掃除機本体だけの価格ではありません。
ダストボックス内のゴミを処理してくれるクリーンベースも入れての価格です。
このクリーンベース33,000円ほどするので(※現在日本ではクリーンベース単体の販売はありません。)純粋なお掃除ロボットだけの価格ですとルンバs9+よりもルーロMC-RSF1000の方が若干高いかもしれません。
ですが今回の記事ではルンバs9+で比較しているので価格比較に関してはルーロMC-RSF1000の方が優れているといえそうです。
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いかがでしたか?
ルーロMC-RSF1000とルンバs9+の比較してきましたがどっちにしても両者素晴らしいロボット掃除機です。
ルーロMC-RSF1000が発売されたら記事追加していきますのでお楽しみに。
今記事も最後まで読んでいただきありがとうございました。
^_^